せせらぎ めも

3月生まれなので、春が大好き、 O型なので、大雑把 イラストと、音楽が好き、詩とかも書いたりしてます・・・

カテゴリ: あかいキリン

はぁ~~~ 小説や詩、歌詞・曲などを綴る事は、好きで、コレで飯が食えりゃあ~言う事ァ~無いんだけど、飯食う程、制作活動に没頭すれば、それまでとは違って、楽しみながら・・的なモンとは、明らかにチガってしまうでしょう、何となく、想像出来る。
って、其れ以前に、食える程の才能もナイ事も、ちゃんと自覚してます、そんな中、「あかいキリン」を、ふと思い付いて、久々・・書き出してしまいました、私は、よっぽど自分が好きらしく、自作品を読み返して、泣いちゃったりしてるのを、その後、冷静に成って、振り返って、「あっでも、やっぱイイ」とか、ほざいてるのを、皆さんは、如何(いかなる)?判断なさいますやら・・・
でも、この「あかいキリン」は、元々、泣く事を神様に奪われて、
女の子との別れに声なき声で悲しむ・・と言うテーマ・設定で書き始めたのが、準備がいい加減だったせいで、書いてるのは自分でありながら、物語が勝手に進行して行ってしまう、錯覚がありました
、それは、ホント不思議でした、そして、どう物語を〆るべきか、非常に悩んだ結果、ああなっちゃいました・・・が、如何でしょうか??  以上、あとがきとさせて頂きます。
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せせらぎ

雨の日曜日・・・小さな、小さな、小さーい動物園、やっぱり晴れてる日とくらべると、入園者の数は少ない、雨はまるで、あかいキリンの心を表してる様です・・・灰色の空と雨音は、淋しさをドンドン濃くしてく、雨除け屋根の中から見つめる景色は次第に潤んで来てしまう・・・あかいキリンは心の中で呟きました、
   「シカタナイ・・馴れなきゃあ・・・」
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いつまでも、悲しんでられない、自分が変わらなければイケナイと思いました、そう、頑張らなきゃ・・・雨の中少し歩いてみました
、長いまつ毛に幾つも飛礫(つぶて)が当たって前が見難かったけど
、前に映る世界は、不思議にクッキリしてる気がした・・・きっとあしたは、晴れるでしょう。

せせらぎ

車椅子に乗って女の子が来た・・・だけど、いつもより早く帰ってっちゃった・・・チカラ無く車椅子の上から振り返ってずっと手を振りながら、遠ざかってく女の子を、あかいキリンはじっと見つめてた。
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少しいつもと違って見えた女の子が心配に成って来ました、その夜、次の日が来るのがコワかった、こんな事は初めて、いつもは、朝が待ち遠しいのに・・・
その日、毎日、毎日、逢いに来てくれた女の子が、いくら待っても来ない、待っても待っても・・・「どうしたんだろう?」不安で成りません、やっとお友達に成ったのに、次の日も、その次の日も女の子が来ない・・・何日経ったろう、或る日、キリンの広場へ女の子のお母さんが一人訪れました、あかいキリンは慌てて傍へ行くと、「娘は今、病気なの、だから来れないの、でも、あかいキリンさんに逢いたがってるのよ、それでね、写真を撮らせて欲しいの」・・・あかいキリンには、お母さんの言葉をすべて理解する事は出来なかったけど、女の子は来られなく成ったと言う事だけは判りました。お母さんは、カメラを向けて何枚かシャッターを切りました、カッシャと言う音の度、ビクっとしたけど、じっと撮影させてくれました、その日を最後に2人が来てくれる事は無くなってしまいました・・・

せせらぎ

何をやっても上手く行かなかったキリンは、神様にあかいキリンにして貰いました、喜んでたのに、仲間達は気味悪がってイジメました、
心配になった飼育員のオジサンは、丁度、知り合いの小さな小さな小さーい動物園で、動物を分けて欲しいと言うお願いを聞いて、あかいキリンを送り出す事にしました・・・
慣れない場所で一人ぼっちに成って、急に不安に成ったあかいキリンに、新しいお友達が出来た、それは、あかいキリンに夢中に成ってくれた小さな女の子です、女の子は、毎日毎日、遊びに来てくれる、
さすがに、「どうして?毎日、来る事が出来るのだろう?」なんて難しい事まで考えられないあかいキリンは、嬉しくて嬉しくて夜に成るとすぐ、また、明日が早く来てくれないか、待ち遠しくて仕方ありません、次の日も次の日も・・その次の日だって・・・それから何日くらい過ぎたでしょう?驚く事が起きました、いつもお母さんと手をつないで歩いて訪れ女の子が、きょうは、何かに乗ってる、あかいキリンには、其れが何なのか判りませんでしたが、女の子の顔を見れただけで大満足、女の子が乗っていたのは車椅子でした・・・・

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せせらぎ

キリンの生態。
1日の睡眠時間は諸説あるが、10分-20分、長くても1時間程度と言われている。

気の小さなキリンは新しい場所がコワくてコワくて成りません、前に居たトコロより狭い、半分くらい・・いやもっと小さな広場が今度のお家です。でも、ココなら、もうイジメられる心配無い、何か一安心、・・・でも、次第に一人ぼっちが淋しく成って来ました、慣れない新しい場所で一人・・・
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ある日、このキリンの広場の前に小さな女の子が現れました、珍しいあかいキリンに夢中に成ってしまった女の子は、その場を離れず、ずっーーと閉園時間まで居ました、何とその日以来、女の子は毎日、このあかいキリンの広場に来てくれました、一人ぼっちが悲しかったあかいキリンは、友達が出来た事が嬉しくて成りません、
ホントは傍に行くのも初めはコワかったんだけど、毎日、逢いに来てくれる友達に、どうしてもあいさつがしたい・・勇気を出して傍まで行くけど、自分が声を失ってしまった事を忘れて居ました、でも、一生懸命、ごあいさつしました、首を何度も上下に振って目にいっぱい涙を溜めて・・・

せせらぎ

ビックリしたのは、仲間たちだけではアリマセンでした。
世話をしている飼育員のオジサンも、ソウです、それにしても、困った事は、仲間はずれにされたそのコは、ご飯も分けては貰え無い、ライオンやオオカミ達肉食の動物とは違う草食のキリンは、食べ貯めて置く事が出来ません、少しつづ、一日中食べて無くては直ぐに弱ってしまう・・・飼育員のオジサンは何とか其のコにもご飯を食べさせ様と工夫するのだけど、すると他のキリン達がヤキモチを焼いて更にあかいキリンをイジメるのです、そんな或る日、知り合いの小さな小さな、小さーーい動物園から、どの種類でも構わないから、動物を分けて貰えないか??・・と言うお願いが来たのです。
思わず、「キリンでもイイのかい??」すると、「キリンは、丁度一ヶ月前に年老いて永眠してしまって、お部屋が空いてる」・・・話は簡単に成立してしまいました。あかいキリンは、小さな小さな小さーーい動物園へお引越しする事に成りました。
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せせらぎ

あかいキリン

何をやっても、うまく行かないキリンは、神様に強く強く願いました「ボクにみんなにはナイ才能を与えて下さい」と、
その次の日、目が覚めると、何とそのコは、他の仲間達の其れとは違って、あかいキリンに成って居ました。
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嬉しく成ったこのコは、みんなに見せびらかしました。
しかし、みんなの反応は、予想して居たのとは違って、一人だけ色変わりのこのコを気味悪がって、仲間外れにしてしまったのです。
一生懸命、仲間に戻ろうとお願いするのだけど、その時初めて気付く事が有りました、それは、声が出ない・・何度も何度も試してみるのだけど、やっぱり声が出ない・・・仲間達からも見放され、いつも一人でポツンとして居た・・・「こんなの酷いよ」あかいキリンは声に成らない声で必死に叫びました、でも願いは叶えられるのは一つだけらしく、もう、元には戻れませんでした。
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せせらぎ

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