「悲しみの朝」 の章
キチッチチッ・・・
チッチツチツ・・・チキッチチッ・・・
朝は、誰にでも平等に訪れる
どう捉えるかは、それぞれに委ねられ
変な夢を見ちゃった
おっかしな夢
なんで?って感じ
今日の朝も、何時もと同じ、
身体が重い
愛美は、毎日、こんな朝になる
小鳥さんの囀りとオートバイの走る音・・・
次が
車の走る音が増えて
その音達が、ゴォーって言う1個の音に固まるの
しばらくすると
中学生のお兄さんやお姉さんの話す声が、聞こえ始めるの
やがて、それに混じって
愛美と同じ、小学生のお友達の声が聞こえてくる
愛美のおんなじクラスの子達は、
愛美の家の前で
いっつも「おはよう」を言ってくれるの
大きな声で、
愛美
急いで「おはよう」って返そうとするんだけど
みんな、急いでるから・・・・・
早く良くならないかなぁ・・・・・
みんなに「おはよう」って返したい
「だから無理なんだっつぅーの!!!」
「きゃあっ・・・」
「ばば馬鹿!だから、大きな声出すなって」
夢で見たやつだ
「夢じゃねぇーて」
「愛美の考えてる事が、解かるの?」
「ああ、解かるよ」
「ホントなの?」
「嘘突いてどぉすんだよ」
夢じゃない
夢じゃなかったんだ
このヘンテコな人も・・・
「おお~い、」
なんなの、いったい
夢じゃないなら、
愛美、本当に死んじゃうの?
「その通りだ、9日後にな」
・・・・・・・・・・
「お前に知らせとく事まだ有るんだ、」
「お前のようなガキンチョに死を宣告するのも可哀相だから」
「あなただって子供じゃない」
「失礼な事をゆーな!!!」
「こう見えても3000年は生きてんだ」
「俺様は人間じゃねぇー」
「いいから、聞けって」
「願い事を3つ叶えてやれる」
「最期の願いだ、何かないか?」
「ハイ!じゃあ」
「ダメ」
「まだ、言ってないじゃない」
「だから言ってんだろ、俺様はお前の考えてる事が解かるって」
「死なないようにしてくれ、とか」
「命を2つ以上くれ、とか」
「運命を惑わす願いは不可だ」
「勿論、死なせてくれっていうのも、どうせ9日後に死ぬんだから、辞めてくれ」
「さぁどうだ、何にする?」
「愛美ちや~ん、もう起きてるのね、入るわよ~」
スススーーーーッン「決まったら、呼べよ、いいな」
「おはよ~う、どう?今朝は、調子イイ?」
「ママ!!!」
せせらぎ、です、
死神にナレーションを任せると、
ガラが悪く成るので、私がコメントします
愛美ちゃんはママの胸に抱きついて泣き出してしまいました
声を上げてオイオイと
何時に無い娘の様子に、ママも困惑気味です
しがみ付く娘をギュっと抱きしめて、宥めます
「ど~したの?今日は、甘えんぼさんネ」
「愛美、愛美ね」・・・・・・
愛美ちゃんの言葉は続いていましたが、
死神によって、掻き消されてしまって、ママの耳までは届きません
「大丈夫よ、ママが付いてるからネ」
ママのエプロンからは、愛美ちゃんの大好きな香りがします
何時も通の朝なのに
愛美ちゃんにとっては
とてもつらい朝に成ってしまいました
死は誰の身にも、突然、訪れるもの
それぞれの想いとは反して
まだ生きて居たいと願う者にも容赦は有りません
せめて
精一杯、生きて見ませんか
死ぬ事を目標にするのでは無く
許される限りを、
「悲しみの朝」 の章
「願い事を3つ叶えてやれる」
「最期の願いだ、何かないか?」
「ハイ!じゃあ」
「ダメ」
「まだ、言ってないじゃない」
「だから言ってんだろ、俺様はお前の考えてる事が解かるって」
「死なないようにしてくれ、とか」
「命を2つ以上くれ、とか」
「運命を惑わす願いは不可だ」
「勿論、死なせてくれっていうのも、どうせ9日後に死ぬんだから、辞めてくれ」
「さぁどうだ、何にする?」
「愛美ちや~ん、もう起きてるのね、入るわよ~」
スススーーーーッン「決まったら、呼べよ、いいな」
「おはよ~う、どう?今朝は、調子イイ?」
「ママ!!!」
せせらぎ、です、
死神にナレーションを任せると、
ガラが悪く成るので、私がコメントします
愛美ちゃんはママの胸に抱きついて泣き出してしまいました
声を上げてオイオイと
何時に無い娘の様子に、ママも困惑気味です
しがみ付く娘をギュっと抱きしめて、宥めます
「ど~したの?今日は、甘えんぼさんネ」
「愛美、愛美ね」・・・・・・
愛美ちゃんの言葉は続いていましたが、
死神によって、掻き消されてしまって、ママの耳までは届きません
「大丈夫よ、ママが付いてるからネ」
ママのエプロンからは、愛美ちゃんの大好きな香りがします
何時も通の朝なのに
愛美ちゃんにとっては
とてもつらい朝に成ってしまいました
死は誰の身にも、突然、訪れるもの
それぞれの想いとは反して
まだ生きて居たいと願う者にも容赦は有りません
せめて
精一杯、生きて見ませんか
死ぬ事を目標にするのでは無く
許される限りを、
「悲しみの朝」 の章
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