せせらぎ めも

3月生まれなので、春が大好き、 O型なので、大雑把 イラストと、音楽が好き、詩とかも書いたりしてます・・・

私んトコのブログなんちゅーのは、・・・うーーーん、要は、何も面白味に欠ける割に、何処まで続くんや~系、長文を延々と綴り給うモノ・・・ソレは、私、的にゆ~と、むかーーしの、むかしむかーし流行ったらしい・・「純文学」成るモノに中る・・中るんじゃ無いか、中てよ~~って感じできょうも明日も、とにかく継続だけに拘って、書いてるモノです。です。

「タクシーで、帰るか」
「あそこに、乗り場が有るよ」



親子3人での、無事生還です
めでたし、めでたし

雨は色合いを濃くして行き、その輪郭をはっきりとさせます
木々の喜びの歓声が聞こえて来そうな
路面を鏡に替えて、その上を滑るように車が進みます



「何で?雨なの、」
「やっばり、夢だったの?」


「死神さん・・・」





車がそろそろ、家に辿り着きそうです
パパがドライバーさんに指示を出します
指を指しながら



「あれっ!」
「玄関の所に誰か居るぞ」

と、パパが

「あら~本当だわ~」

「ママ、知ってる人?」

「わたし、知らないわよ」



タクシーが、家の前へ辿り着くと
門の前で、おばさんが、傘を差して立っています
そして、3人を見付けると、駆け寄って来て


「乙女さんですか?」

「はい、そうですけど、失礼ですが、どちら様でしょう?」

「あのぉ~隣に越して参りました、四神と申します、」
「よっつのかみ、と書いて、四神です、宜しくお願いします」

「ああーこれは、これは、ご丁寧に、こちらこそ宜しく」



小太りの大っきな、お母さんです
すると、その後ろから・・・・・








「はっ!」

愛美ちゃんは息を呑みました































「しっ死神さん!!」













後ろから現われたのは、死神にそっくりな顏をした、くそガキでした
愛美ちゃんを、じっーーと見ています







愛美ちゃんは怖くなって震えていました
すると・・・・・
その、くそガキは急に
ニコっと愛美ちゃんに向かって微笑みました























「やっぱり」





「死神さんだ~」


































こんな上手い話
なかなか、有りませんよ




って、死神の真似して、
毒づいて見ました、


























勝手に
名前を使っても

笑って許してくれたあみ姐に
お礼の
チッスを贈ります



















                  おわり



「みんなの、お楽しみの日なのに」 ~最終章~









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ここ最近では、珍しく
朝のUpを、致します、パチパチパチ

吹けば飛ぶよな、朝のお月様、
朝方の月は、動きが、俊敏ですよ
知ってた?

それと、
家の玄関の見張り人を3人ご紹介致します
最近では、懐かしい、シベリアン・ハスキーの「ハァーちゃん」
おパンツが、どっか行ってしまった「しんちゃん」
そして、お馴染みの「まんま」です
部屋の中で、行き場を失い
こんな所に辿りついてしまいました。

「ああ~学校だぁ~」
「みんな、居ないよネェ」


「こんな時間に居るわきゃねぇーだろ」


「そうよねぇ」


「逢いたいのか?、やつらに」


「うう~ん、もう、いいよ」


「何だったら、逢わせてやろうか?」


「いいの、もう」























「死神さん、あれ、何?」
「うす~いピンクに光ってる」


「ああ~ん?」
「ああー、何か動物の赤ん坊だろ、」
「ああいうひかり方をするんだ」


「ええー何の赤ちゃん?」


「見てみるか?」


「見たい見たい」


「よし!じゃあ、降りるぞ」







ススッスーーーッ









降りて来ると、そこは、公園のベンチでした
上に、ダンボールの箱が乗っています





ヒーーーン ヒーーーン


ヒーーーン






「ああっ!!!ワンちゃん」
「犬の赤ちゃんだぁ~」
「くぅあわいいーっ」
「こんな、ちっちやいの」


「お~い欲しいとか言い出すなよ」


「そんな事、判ってるわよ」
「どーせ愛美は、もうすぐ、死神さんに殺されるんだから」


「違うだろーが」
「だから言ってんだろ・・・」


「運命だぁ~、でしょ」
「同じようなもんじゃない」


「てめー根本的に間違ってるぞ」


「まだ、あったよねぇ?」


「何が?」


「願い事、叶えてくれるーってやつ」


「おい、ちょっと、まっま待てよ」



「この子の飼い主を見つけて」



「はぁあーーーっ??」



「この子が、倖に暮らせる優しい飼い主さんを、見つけて」


「ちょーーーと、待って」
「お前ふざけんなよ」
「こんなの、の為に、何、考えてんだ」
「このピンクの光、」
「こいつも、もう長くねぇーって信号なんだよ」
「この光が、だんだん薄くなって行って」
「まっ白に成った時が、こいつの最期だ」


「この子を助けると運命が変わっちやうとか?」


「いや、それは人間だけの場合だ」
「獣達には死神は就かねぇ」
「わざわざ人間達みたいに知らせる必要が無いからだ」
「こいつらは、自ら命を絶つような愚かな事はしねぇ」
「それに、こいつらは、死ぬ事を恐れてはいない」
「常に生きようとは、してるけど」
「だから、こう言う風に光で表わしているんだ」
「光が白に成ったのを見計らって、魂を抜き取る」


「出来るのね」
「愛美の2つ目のお願いよ」























なんなんだ、こいつは












愛美ちゃんの2つ目のお願いが
言い渡されました
死神は、従うしかありません

そして
こうしてる間にも
いよいよ最期の時が近づきつつある訳です
死神は再び
愛美ちゃんの手を握り
夜空へと舞い上がりました





















再び、風が身体を擦り抜けていきます
夜なのに、目が馴染んで来ると
空模様も伺う事が出来ます
雲は多くはないけれど
確かに夜空を漂っています




「夜、家の外へ出るなんて、生まれて初めて」
「夜ってこう成ってるんだね」
「最後の最後に、こんなの見せてくれるなんて、」
「死神さんて、優しい」

愛美ちゃんのほっぺを、銀色の滴が、流れ星のように一筋のせせらぎと成って
すっーと、落ちて行った



























「死神さん、ありがとう」


「えっ?」


「本当に・・・」






















「最後の1つはどうすんだ」





















「最後のは・・・」






















「・・・」






















「最後のお願い、」
「パパとママが、悲しまない様にして、」
「愛美が死んでも、2人が、悲しまないように・・・」





















「おい!」
「ひとつ、聞いていいか?」


「何っ?」


「お前なんで、」
「なんで、願い事を、自分の為に使わねんだよ」


「・・・」


「そんな人間は、今まで、1人だって居なかった」
「人間なんて、最後は、てめぇが大事ってみんな思ってんじゃねぇか」
「死ぬ時は一人じゃねぇーか」


「愛美には、死神さんが居てくれるもん」


「俺様は、仕事だから・・・」


「愛美、今まで生きて来て、回りに居る人達、みんなに、迷惑、掛けて」
「学校に行けば、クラス中の人達が、愛美に気を使って」
「先生達もそう、校長先生まで」


「・・・」


「そして、一番、迷惑を掛けたのが、パパとママ」
「2人はとっても仲良しだったんだって」
「愛美が産まれて来るまでは、」


「んな事ぁねぇーよ」


「2人で居ると喧嘩ばかりしてる、」
「ママはお台所で、1人よ~く泣いてるわ」
「パパも前は、いっつも早く帰ってきて、毎日、一緒にお風呂に入ってくれてた」
「愛美が、産まれて来なければ・・・」


「だから、そーじゃねぇーって」






















霊界法、第4条 1項



定められた規制を破る者
及び、要請されし任務の遂行を害し
その任務を実行しない者
以上成る者は、直ちにあらゆる職務・霊力を剥奪され
天上界から追放される。






















「どうしたの?死神さん」





















「追放される」





















「俺」
「ありがとう、なんて言われたの」
「初めてだぜ」





















「えっ」





















「また、逢おうぜ」





















死神は、愛美ちゃんの首と腰に、有ったオレンジ色の輪を手にすると
その、両方を、力任せに、引き千切りました

その瞬間

愛美ちゃんの身体は、地上へと、落ちて行きました




きゃあーー

































におい






家のにおいじゃない






知ってる
このにおい





















ここが、あの世って言うトコ?






















「あれっー」





















「わたし、生きてる」









「そうよ、これ病院の匂いだ」








「あれっ」








「身体が軽い」








「何時もと違う」






「気のせいなの?」










愛美ちゃんが、すっーと
身体を起こした
自分の力だけで

身体中に観測用のセンサーが貼り廻られている

すべて取り除いて
ベットから這い出る

身体が軽い
軽過ぎて、飛び跳ねたくなる位


軽い足取りで
窓まで行って
カーテンを開いた





















ザーーーーーーーーーーーッ






外は激しい雨が降っていた





















なんで?




















みんなの、楽しみにしていた日なのに・・・
夢?・・・
夢見てたの?





















「死神さん」






















「おーーい」









「死神さんたらぁー」










「おおおーーーーーい」

ガッチャア

「愛美っーーー」
「愛美ちゃーーーん」

「パパー」
「ママー」

「よかった、助かったんだね」
「よく頑張ったね」

「愛美ちゃ~~ん」
「ママ、くるちぃ」

「ねぇ愛美、治ったよ~」
「ほらー」

病室の中を走り回る愛美ちゃん
スキップしたり
ダンスだって

ほんの少し歩くだけで
息をするのが、苦しく成っていたのに

パパとママは、目を丸くして
はしゃぐ愛美ちゃん見つめ続けました





















愛美ちゃんは、家に帰る事を強く要求しました
担当医は、勿論、それを、許可する訳には行きません
今の今まで、I・C・U(集中治療室)にいた、子供なのです
そうすると、再び愛美ちゃんは、激しいデモストレーションを始めます
先生は、腰が抜けそうに成りました

とりあえず検査をしてみる事に

1つの検査が終わると
次の検査室へ、駆け足で移動する愛美ちゃん
終わると、更に、駆け足





検査が終わると
先生には、引き止める材料がありません
仕方なくしぶしぶと





表玄関を出ると
雨は、更に強く降っています

「パパの車は?」

「夕べは救急車に乗ってやって来たからなぁ」

「ああっ、愛美も乗りたい」

「ばーか、乗ってたじゃないか」

「そんなの覚えてないもん」

「ははっはっ」
「もう駄目かと思ったよ」

「あなたぁー」

「まさか、翌朝、退院なんてな」
「ははっはっ」
「愛美、おかえり」

「ただいま、パパ」

「ああ、ママもママも」

「ただいま、ママ」
































「追放」  の章










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ここ最近、もろもろの、忙しさに付け加え
思わず、長文を始めてしまう暴騰に出た私
何を考えているのでしょう
って
何も考えてないからこそ出来る、其れこそ暴騰なのです

画像のUpも、間々ならず仕舞いになっているので
少しだけ 載せてみます

リミットが、決まってしまうと、
時間の流れが、早く感じられるもの
それは、待ち望んで無い場合においても言える

愛美ちゃんは、その小さな身体で、
生きていられる、残り少ない時間を
只、静かに過ごしていた
それは、今までと同じで
彼女は、この短い人生のほとんどを
こうして、過ごして来たのだ

かなしめるような、余りに、ささやかで
か弱過ぎる、足跡

ついに、残り3日を迎え
死神からの、正確な、時間と場所のお告げも有り
愛美ちゃんも、その覚悟を決めたのでした

一日が経つ
そして、また一日が・・・・・






明日、愛美は死んでしまいます
死ぬって、どうなるの?
死ぬって、居なく成っちゃうんだよね
死んで、その後、どんな所に行くんだろう
愛美が死ぬのは「運命」なんだって、
「運命」って変える事、出来ないの?
何をやっても、無駄なの?
愛美は、どんな悪い事をして、神様を怒らせてしまったんだろう
神様、ごめんなさい
愛美は
愛美は・・・・・

ガチャ!!!

突然、扉の開く音が・・・
愛美ちゃんが、その入り口に目を向けると
そこには、パパが、立っていました

「愛美、まだ、起きてたのか?」

「えへへっ、なんか眠れなくて」

「ふう~ん」

「どおしたの?パパ、こんな遅くに」

「パパは毎日、この時間に、愛美の顏、見に来てるんだよ」
「愛美は何時も、眠ってしまっているから、気付いて無いんだろうけどね」

「うそっーそうなの」

「ああ、そうだよ」

「毎日なんて、悪いよ」

「悪くなんかないさ」
「パパは愛美の眠ってる顏、見ると、元気に成れるのさ」
「愛美も早く、病気を治して、元気に成ってほしい」
「治ったら、いっぱい、色んなトコ行こうな」



大きなパパの腕に愛美ちゃんは抱き付きます
もう一方の手で、優しく頭を撫でてくれるパパ

パパが、毎日、愛美ちゃんの寝ているトコに来ていたなんて、気付いていませんでした
優しいパパ、何時もは無口な
何時もママに言い包められる、パパ
明日、パパとも、お別れです


「パパ」
「パパ、大好き」

「うん、判ってるよ、」
「もう、寝なさい」

「はい」






















パパに何か、言わなきゃいけないのに
そうだ
ありがとうって
愛美のパパて居てくれて
ありがとうって
言わなきゃいけないのに
パパは朝早く仕事に行っちゃう
パパの帰ってくる頃には
愛美、もう、居なくなってるのに・・・・・





愛美ちゃんはどおしても、
パパにそれが、言い出せませんでした
それが
最期のお別れの言葉と成ってしまうからです



パパは眠りに就いた娘を確認すると
お布団を整えて、
灯りを消して
部屋を、後にしました























乙女愛美  7歳
小学2年生

XX月XX日 PM7:09より
最後の発作に見回れる
同月日    PM7:43 意識を失い、仮死状態に
         8:01 死亡


死神が告げた愛美ちゃんの最期予定です


























最後の朝





なんの変哲も無い




小鳥達の囀りの中
新聞配達のオートバイの行き交うエンジン音


車が走り出し


やがて
中学生のお兄さんお姉さんの声


小学生のみんなの声が加わる
クラスメイトが
「おはよう」をくれる


愛美ちゃんにも
お友達の「おはよう」は、届いていたけど
それに答える事が、出来なかった


「みんな、さようなら」
「みんな、ごめんね」

・・・・・・・・・・・





















空の雲が幾つも通り過ぎていった










大きいのも  









小さいのも










この空の感じなら










明日は、大丈夫のようです










死神が










約束を、きちんと守ってくれるようです










雲達は、留まる事も無く










次々に流れて
行き過ぎていきます









太陽も











その、角度を、どんどん傾けて









一日が、過ぎて行きます











やがて
傾きが、極限まで達すると








この画面から
姿を消して行きます











空が、吠えているみたい
雲に、ピンク色の炎が、引火して








対する、反対側の空は、
群青色に輝き











金星が、右手側に現われる









眠っていた、他の星達も
瞬きをし始める
























ママが、夕ご飯を、運んで来てくれました

「はい、召し上がれ」

「ママ、食べさせて」

「まぁ~またまた、甘えんぼ愛美ちゃんの登場?」
「仕方ないなぁ」
「はい、あ~んして」



「おいしいィ?」

「うん」

「は~い、あ~ん」








ママの美味しいお料理でしたが
全部は、食べられませんでした




「うん、無理しなくてもいいよ」
「ねぇ、頑張って食べたじゃない」
「愛美は、本当にいい子よ」
「さてと、お片づけ」



ママは愛美ちゃんの食べ切れなかった夕ご飯を
片付けようと立ち上がって
お膳を持って部屋を出ようとした時


「ママぁー!!!」

「わぁー危ない、どうしたの?」


突然ママの背中に、抱きつく愛美ちゃん
持っていたお膳を落としそうに成りました


「ママ!!!」
「ママ!!!」
「愛美ねぇ」
「愛美、ママの子供に生まれて、よかった」


「ママも愛美ちゃんが、子供でよかった」
「ママの子供に生まれて来てくれて、ありがとう」
「でもほら、離して、ママ、落としちゃうわよ」


ママが部屋を後にすると
部屋の中が
静かより静か


音が、凡て消えてしまったかのように







































やがて
































愛美ちゃんに、激しい胸の痛みが、襲い掛かる






















いっいいいっいたぁーーーあああいーーっ
うううっうっーーーん-うううぅっーーーっ







































よく頑張ったな
今、楽にしてやるよ






























死神が、
愛美ちゃんの首に
オレンジ色に輝く輪っかを、掛けます


その瞬間、
愛美ちゃんの魂は、スゥーと身体から抜け出ました



「愛美、死んじゃったの」


「まだ、生きてるよ」
「このまんまじゃ、つれェーだろ」


「あっ、愛美が居る」
「あたしが2人に成ってる」


「幽体離脱ってやつだ」
「まだ、死んだ訳じゃねぇー」
「おい、そんな事よか、」
「まだ、予定時間まで、大分あるから」
「外の世界見たくねぇーか」

「見たい」
「見れるの?」

「お安い御用だぜィ」
「行くぜ!!!!!}
「あ~ら、よっと」




死神は、愛美ちゃんの腰にもう一つのオレンジ色の輪っかを結ぶと
自分に繋ぎ、愛美ちゃんの左手を握ると
すっーと上に飛び出しました
すると、
天井も屋根もすり抜けて
夜空に、ふわ~っと浮かび上がりました























「すっすっすっごぉぉーーーーーーい」
「愛美、空、飛んでるぅーーー」






















「ヒィュウーイィー」























「夜間飛行」   の章











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「愛美ちゃん、今日は病院に行く日だからね、」
「今日はなんと!ジャーン、パパが車で送ってくれるってよ」
「めずらしぃーね、雨、降るんじゃないかしら~」

「何だよ、その言い方、トゲ有る」

「だってそうじゃない、ねぇ愛美ちゃん」
「パパはいっつもお仕事ばっかり」
「可愛い愛美ちゃんとお仕事、どっちが大事なんでしょーねぇー」
「お仕事の方・・・」

「いい加減にしろ!!!」

「何、大きな声出してのよ、本当の事言われて、逆ギレ?」
「こっちが、いい加減にして貰いたいわよ」
「だいたいあなたはねぇ~・・・」

「やめて!!!」
「パパもママも、愛美の事で喧嘩しないで」




やれやれ、
朝から大もめです
なんとか病院へ向う愛美ちゃん一家です



パパさんの名誉の為に付け足して置きます
愛美ちゃんの治療費と言うのも、
この家族にとって莫大なものと成っています
彼なりに、必死にその治療費を捻出するべく
他人の3倍、4倍、頑張って居るのでした

と、
ママもその事は理解しているものの
なかなか、よろしく行かない愛美ちゃんの状態に
つい、ヒステリックに成ってしまうのでしょう


だから言ってんだろう
こいつが、くたばればよぉー、
何もかも、丸く収まんだよぉ
神の決断なんだ

「運命」なんだよぉ







「おい!!ちょっと」








「俺様にも喋らせろよぉ」








「この野郎!!!」


















病院では何時もの検査が行われました
もう何度も繰り返されているものです
愛美ちゃんは思うのです
これらは、全て無駄なのにって
愛美ちゃん以外の人間が、まだその事には、気付いていません
愛美ちゃんはお人形さんのように
看護士さんや検査をしてくれる先生の為すが儘になっていました
まったく表情も無く、抜け殻のように



検査終わると
両親が担当の医師に呼び出されました
愛美ちゃんは、壁際に在る椅子に木偶のように力無く凭れ掛かって居ました











「今すぐにでも、入院をお勧めしたい状況です、只、当院のベットの空きが在りません
調整はしますが、もうしばらくお待ち頂く事に成ります
何が起きてもおかしくない状態です、お心積りはしておいて下さい
私共も、全力を尽くしますので、」



ママは顏を両手で覆い込み上げて来るものを停められませんでした
パパは身動き一つせず、一点を見つめ続けていました









パパが一人愛美ちゃんの所に戻ってきました









ママはトイレに居ました
鏡の前で、そこに映る自分に問い掛けます
しかし、そこに居る自分は、只、泣きじゃくるだけで
問い掛けに答えてはくれません
ママは思います、
「この私の命を愛美にあげて下さい、」
「神様、どうか、私の願いを聞いて下さい」



オイオイオイオイオイ!!!!!
余計ぇーな事、考えんなよ、
子供ならまた、創りゃーいいじゃねぇーか
俺様にはわかんねぇーな
こいつ、
本気で、思ってるぜ
かんべんしてくれ
仕事が増えんだよ
人間は愚かだねぇ



















しばらくして
3人は無言で帰宅しました





音はしているのに、静かな一日です
消えて無くなりそうな
穏やかな時の流れ

蠢く世界と
切り離されてしまったかのような

愛美ちゃんは眠っては居ませんでした
ベットに横たわって
自分の呼吸の音を聞いていました
この呼吸が、もう直ぐ止まってしまう
安定してとどまる事の無い鼓動
信じられない気持ちです

「愛美、なんで産まれて来たんだろう?」
「愛美、なんの為に死ぬんだろう?」

瞳いっぱいに溜まった泪は、やがて
その両端を耐え切れず滴り落ちた
その小さな流れは暖かい感触を残し
いつまでも続いたのでした、









「あ~~~み~~~ちゃん!!」

玄関で子供の声します
どうやら、クラスメイト達がお見舞いに来てくれたようです

静寂を打ち破って
揚々と力溢れる命達です

愛美ちゃんは、慌てて泪拭いました


「愛美ちゃん、みんな、来てくれたよぉ~」
ママの明るい声が戻りました
ぞろぞろと、部屋に通されるクラスメイト達


「あ~みぃ」
と親友の由美ちゃんが駆け寄り、愛美ちゃんの手をぎゅうと握ります

「元気そーじゃん」
「ホント、ホント」
「ねぇ今度、何時、学校来れるの?」
「うんうん、何時、何時?」

「ごめん、まだ無理なんだぁ~」

「こんだけ、元気なら、大丈夫だよ」
「バーカ、あんまり無理させちゃ駄目なんだぞぉ~」
「あっ、じゃーさぁ俺、車イス押してあげる」
「ああー、それ、俺がやる~」
「それは、親友の由美の仕事ですから~」
「なんだよぉ~俺の方が力、つえーし」
「まあまあ、順番にみんなで、やればいいーじゃん」
「でたぁ~優等生ィ~」
「何だよ」

「みんな、喧嘩しないで、また、その時、お願いするから」

「そーだなぁ」
「そーそー」


「そーいやぁ~さぁ愛美ちゃん遠足、来れるぅ~?」
「XX日、遠足なんだよ」

「ええっ!!」




愛美ちゃんが、死神に告げられた次の日でした
その日、もう愛美ちゃんは、この世には居ません



「ごめん、ちょっと、無理っぽい」
「すぐまた、入院なんだぁ~」

「ええええっー」
「またっー」
「そうなんだぁ~」

「おおっ俺、おみやげ、買ってくる」
「あああっ、おーれも」
「お金持ってっちゃいけない事に成ってるよぉ」
「かてぇー事ゆーなよ、優等生」
「そーだそーた゜アミっちの為たぞぉー」


「みんな、いいよぉ~無理しなくても」

「無理なんかじゃねぇーよ」
「そうだよ、俺達、クラスメートじゃん」
「おい、優等生、お前、先生にチクっんなよぉ」
「チクってみろ、お前が、愛美ちゃんの事好きなの、ばらすぞぉー」
「ばっばっばっ馬鹿」
「あっ!!!」
「ヒューーヒューーっ」

「あああ~愛美も優等生も顏、まっかっかぁ~」
「ははははっははははっ!!!!!」

















しばらく、忘れ掛けていた微笑を、みんなが、届に来てくれました
少しだけ
いいえ、いっぱい、元気を貰った愛美ちゃんでした













「死神さ~ん」













「死神さ~ん」



「あいよ!!!」
「どうした、なんか、よぉーか」
「あああ、たまんねぇ、ああいう、活き活きした連中は苦手だぁ~」


「天気、判る?」


「何の?」


「遠足の日」


「知って、どうすんだよ」


「判んないの、死神のくせに」


「いや、判るけど、・・・って、 くせにって、なんだよ」


「判るなら、教えてよ、知りたいの」


「ヘイヘイ、」
「えっーと、ああ」
「ぶぶぅー残念だなぁ雨だぜ、朝からずっとだ」
「延期だな」


「当たるの?」


「ばっ馬鹿野郎っ、天気予報じゃねぇんだよ」



「願い事、1つ目、」
「晴れにして」


「はあああああああああああああああああああっ?」


「だから天気を晴れにして」


「ぶぅわぁかぁやろー」
「そん時は、お前死んでんだぞ」
「お前は、行けないの」
「たとえ天気が晴れ様が・・・」

「出来ないの?出来るの?どっち」

「いや、そりゃあ出来るけど、」













「いいんだな、本当に」

「うん」

「しょうがねェ、よし、判った」













愛美ちゃんの1つ目のお願い
XX日の天気を雨から晴れにする
死神は、ぶつぶつ言いながら
了解しました
みんな、良かったね
楽しみにしている日
晴れますよ



















「1つ目のお願い」  の章











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チッチッチッ・・・
キチッチチッ・・・

チッチツチツ・・・チキッチチッ・・・


朝は、誰にでも平等に訪れる
どう捉えるかは、それぞれに委ねられ




変な夢を見ちゃった
おっかしな夢

なんで?って感じ

今日の朝も、何時もと同じ、
身体が重い

愛美は、毎日、こんな朝になる
小鳥さんの囀りとオートバイの走る音・・・

次が
車の走る音が増えて
その音達が、ゴォーって言う1個の音に固まるの

しばらくすると
中学生のお兄さんやお姉さんの話す声が、聞こえ始めるの
やがて、それに混じって
愛美と同じ、小学生のお友達の声が聞こえてくる
愛美のおんなじクラスの子達は、
愛美の家の前で
いっつも「おはよう」を言ってくれるの
大きな声で、
愛美
急いで「おはよう」って返そうとするんだけど
みんな、急いでるから・・・・・

早く良くならないかなぁ・・・・・
みんなに「おはよう」って返したい

「だから無理なんだっつぅーの!!!」
「きゃあっ・・・」
「ばば馬鹿!だから、大きな声出すなって」

夢で見たやつだ
「夢じゃねぇーて」


「愛美の考えてる事が、解かるの?」
「ああ、解かるよ」
「ホントなの?」
「嘘突いてどぉすんだよ」

夢じゃない
夢じゃなかったんだ
このヘンテコな人も・・・
「おお~い、」

なんなの、いったい
夢じゃないなら、
愛美、本当に死んじゃうの?
「その通りだ、9日後にな」

・・・・・・・・・・

「お前に知らせとく事まだ有るんだ、」
「お前のようなガキンチョに死を宣告するのも可哀相だから」

「あなただって子供じゃない」

「失礼な事をゆーな!!!」
「こう見えても3000年は生きてんだ」
「俺様は人間じゃねぇー」
「いいから、聞けって」
「願い事を3つ叶えてやれる」
「最期の願いだ、何かないか?」

「ハイ!じゃあ」
「ダメ」

「まだ、言ってないじゃない」
「だから言ってんだろ、俺様はお前の考えてる事が解かるって」

「死なないようにしてくれ、とか」
「命を2つ以上くれ、とか」
「運命を惑わす願いは不可だ」
「勿論、死なせてくれっていうのも、どうせ9日後に死ぬんだから、辞めてくれ」
「さぁどうだ、何にする?」


「愛美ちや~ん、もう起きてるのね、入るわよ~」


スススーーーーッン「決まったら、呼べよ、いいな」


「おはよ~う、どう?今朝は、調子イイ?」
「ママ!!!」


せせらぎ、です、
死神にナレーションを任せると、
ガラが悪く成るので、私がコメントします

愛美ちゃんはママの胸に抱きついて泣き出してしまいました
声を上げてオイオイと
何時に無い娘の様子に、ママも困惑気味です
しがみ付く娘をギュっと抱きしめて、宥めます
「ど~したの?今日は、甘えんぼさんネ」
「愛美、愛美ね」・・・・・・
愛美ちゃんの言葉は続いていましたが、
死神によって、掻き消されてしまって、ママの耳までは届きません

「大丈夫よ、ママが付いてるからネ」
ママのエプロンからは、愛美ちゃんの大好きな香りがします

何時も通の朝なのに
愛美ちゃんにとっては
とてもつらい朝に成ってしまいました

死は誰の身にも、突然、訪れるもの
それぞれの想いとは反して

まだ生きて居たいと願う者にも容赦は有りません
せめて
精一杯、生きて見ませんか
死ぬ事を目標にするのでは無く
許される限りを、











「悲しみの朝」 の章





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死ぬ人間は
死ぬその時に
既に自分の終わりを知っている
日時に場所までも

なんでか、判るか

俺様達が、前もって知らせているからさ
本人だけに、事前報告される
死ぬ9日前に日時を
3日前には、より具体的に、

誰もが皆、その事を親しいやつに知らせようとする
しかし
直接的な言葉は、
俺様達によって掻き消される

それでも、人間達にとっての最期の言葉だ
多少の所までは大目に見てやっている
中には感の鋭い奴も居て
其れとなく察してしまう事も有るようだ

この9日前の死亡宣告が
この仕事をやっていて
最も嫌になる瞬間だ

とにかく、感情を持たず
職務を真っ当するのみだ
要らぬ同情は、却って、この世に未練を残させるだけだ
何度でも言う
これは「運命」なのだ




今回の死亡予定者
乙女愛美 7歳 女子
小学2年
生まれ付き、心臓に病を持っている

7年と言う短い人生だが
ここまでずっと闘病生活で
同級生と大声張り上げながら
走り回って、遊ぶ事も出来ず
ほとんど、ベットの上で過ごして来た

神様から漸く
黄泉の世界への立ち入りを許可された
まぁ、いいじゃねぇの
もうすぐ、9日後
これまで苦しめられて来たものから
開放されんだから

っと、要らネェ事は、考えるな
仕事、仕事







「おい!」













「おい!」


















「起きろよ!!!」

















「おい!てば」















「だれ?」
「パパ?」














「きゃ・・・」
「ばっばばばかっ!!大きな声出すな」
「誰なのあなた、何してんのよぉ」









「俺様は死神だ、」











「・・・・・・・・・・・・」


「どろぼう?」
「馬鹿野郎、そんなもんと、一緒にするんじゃねぇ」


「本物の死神だ」


「乙女愛美、お前は、9日後、死ぬ事に成っている」
「信じられないだろうが、これは本当の事だ」
「死ぬ人間にのみ、こうやって知らせる事に成っている」
「この事は、誰かに話したりしてはいけない」
「もし、口を滑らせるような事が有れば、」
「厳しい罰が与えられる」
「例え、お前の親父やお袋であってもだ」


「何故です?」
「何故、私が死ななければいけないんですか」
「病気を治して、お友達と一緒に、お勉強したり遊んだりしたいのに」

「治んねんだよ」
「もう、治んねんだ」
「良くは、ならねぇんだよ」
「もう、これ以上、苦しい思いをしなくて済むんだ」

「いやーーーーっ」
「絶対にいやー」
「ううっうっうううっ~」


「運命なんだ」

はぁ~あ~
ああー、泣き出しちめぇやんの、
何時もながら、
やな、気分だぜ、

まぁ、今晩は、この辺にしとくか
これ以上、言っても
埒があかねぇや











「おい!!何か用事有ったら、何時でも呼べ」
「俺様はすぐ、現れてやるから」






















「死亡宣告」  の章





Fill in せせらぎ

死んだ後の事を考えた事って有るだろ
誰でも思ってんだろうな
心配するなよ、
死んだ本人は、キレイさっぱり消えて無く成るんだから
啾啾届かず虫の声ってなぁ

俺様の仕事を紹介しておこう
寿命を真っ当した人間達の魂を亡骸から切り離して
黄泉の世界へ運ぶ

「死神」さ

信じられないだろうが、事実だ
お前らには、俺様の姿を見る事も、声を聞く事も出来ないから
その存在すら気付かぬままだと思うが
俺様は、居るんだぜ
何時でも、お前等のすぐ傍に

ただし
勘違いするなよ
俺様は、殺し屋じゃない
無闇に生死を操れる訳ではない
すべて、「運命」なんだ

本当に怖いのは、
寧ろ、お前達じゃねぇーの?
自分達の都合のみを優先して
他の生き物達の事などお構いなしで
更には
テメェ等同士でも
大切な「命」を奪い合い

仕事が減らねぇんだよ
お前等のおかげで

お前等と違って
俺様は、
死ぬ事を許されていない
お前等が忙しくすればする程
俺様に負担が掛かんだよ
「運命」を無視してムチャしやがるから

「命」の要らねぇ奴は
とっと失せて貰って結構な事だが
魂の数には制限が有る事だけは理解しろ
つまり
「生きる」事は運命に逆らえないが
「死ぬ事」は、お前等任せなんだよ
勝手な事されると
俺様の仕事が、増えてしまうんだよ

考えてみろよ
「まだ、生きたい」とか
「今、死ぬ訳には行かない」とか
そうやって想いを残したまま
黄泉の世界へ運ばれる魂が、五万と居るんだ

幼い子供を残した父親
産まれたばかりの赤子を残す母親
年老いた親より先立たなければいけない子供
・・・・・・・・
きつい場面を幾つも見てきたぜ

つい
決まりを犯してしまいそうに成る

万が一

万が一だ
俺様が、その決まりを破った時

その時、その瞬間から
霊力を全て剥奪され
地上に落とされる



今日も仕事が、入ってしまった
気が乗らねぇが
仕方が無い







これも「運命」なのだ








 

「死神の自己紹介」 の章   おわり 

さぁー
今日は、ゴタゴタしていまして、
記事のアップも、そっちのけで
たまりに貯まったモノの処理を、今まで
やっておりました
その中でも
TVのレコーダーへ留守録した番組の貯まっている事ったら
それを見ながら、手元で動物達の餌の仕分けを
11月25日のグータンヌーボには、なんと、
とんねるずの貴さんの娘さん出てましたね
20歳ですって、芸能界デビューしてるんですね
続けてチラチラ見てますと
TOKIOの5LDK
このシーズン、役に立ちそうなネタを、見つけました
合コンで、男性にうける女性のファッション
女シの方々、
耳、かっぽじーて、聞いて下さいね
9割の男は、デニムに惹かれるそうですよ
スカートではなくバンツファッションの方がウケるんだって
次に宴の最中のテクニック
膝元に白いハンカチーフを置く
よく、モデル撮影の時に使用している
レフ板の働きをしてくれて
肌が綺麗に見えるそうです
そして
1時間、経過した頃、
一度、席を立ち化粧室へ
そして、シュシュを使って、髪をアップする
この、合わせ技で
男はコロリ・・・・かもね
試してみて、ちょーだい

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( ,,`・ω・´)ンンン?